導入編の続きです。

参加人数が多かったため、後半の開発者とのミーティングは三つのグループに分かれることに。
自分のグループはレンズの話へ。

αレンズの技術紹介

プレゼン資料は
http://twitter.com/tsukimiya/status/604507989072953344
http://twitter.com/tsukimiya/status/604508118257528833
こちらで。
大体資料通りの話がされたわけですが、「500mmを発表した時に他社から買ってるのか、と言われているのを『開発苦労したのにな…(´・ω・`)』と見ていた」とか、後発メーカーならではのコメントが出てたりしました。(現在、ソニーから出ているレンズのほとんどはソニーで開発・生産を行っているそうです。)
また、ナノARコーティングはブルーレイの技術の転用、とかマルチメディア機器を広く手がけるソニーならではという話も出ました。

そして質問タイムへ。
自分は『DDSSMはDSC-RX10にも搭載されていましたが、35mm F1.4Zに搭載なんですか?』という質問をしてみました。
回答は、新規開発とのこと。
仕組みとしては同じでも、動かしているレンズが重く大きくなれば当然それを動かす力も大きくしなければならず、35mm F1.4Zのものは新しく設計し直したとのこと。

ちなみに今回の技術紹介に出てきた「AAレンズ(高度非球面成型レンズ)」「DDSSM」「ナノARコーティング」といった新しい技術は最近発売されたFE 90mm F2.8 Macro G OSSにも使用されています。
90マクロGのレビューはまた別のエントリに書きますが、最新の技術が惜しみなく投入されたレンズすごいよ!とだけ書いておきます。

プロセッサーの技術紹介

次の部屋ではプロセッサーの話。
現在のデジタルカメラでは絵作りやUIの制御、AFの制御といった様々な事をプロセッサーで行っています。
資料はこちら。
http://twitter.com/tsukimiya/status/604515616414834688
http://twitter.com/tsukimiya/status/604515945374097408
http://twitter.com/tsukimiya/status/604516048717496321

ソニーでは一眼レフ初号機のα100の時からプロセッサー名に「BIONZ」という名称を使っていましたが、α7から世代交代し3倍の処理速度を持つ「BIONZ X」になっています。
回折低減処理やエリア分割ノイズリダクション、ファストハイブリッドAFといった機能は処理速度が上がったからこそ実現出来た機能とのこと。

質問時間には「回折低減処理のトリガーは何なのか。オフには出来ないのか。」といったかなり機能に突っ込んだ質問がでていました。
(ちなみに、現在回折低減処理は装着しているレンズ、そしてF値をトリガーとしていてオフにするにはRAWで撮るしかないそうです)

自分は「処理速度が上がったからこそ出来るようになった、と言っていたが現在処理速度がネックで出来ない事もあるのか」という質問をしてみました。回答はもちろんある、今後を楽しみにしてくださいということ。
デジタルの世界は進歩が早いので今後の進歩にも期待ですね。

イメージセンサーの技術紹介

最後はデジタルカメラの心臓部、イメージセンサー。
ソニーは自社でイメージセンサーの新規開発、生産を行っていてこれは他社に対してものすごいアドバンテージだと思っています。
資料はこちら。
http://twitter.com/tsukimiya/status/604533025251008512
http://twitter.com/tsukimiya/status/604533191416758272
高解像度のα7R、超高感度のα7Sといったカメラが出来たのもソニーならでは、という所でしょう。

ここで自分は(回答も大体想像がついた上で)
「α6000とα7IIの位相差AFセンサーカバーエリアではオートフォーカスの性能差がほぼないと聞いています。その上でα7IIは『4D FOCUS』という機能名称を使用していません。これはAFのカバー範囲がα6000のカバー範囲より狭く、4D FOCUSの規定に満たないからだと思うのですが、フルサイズでカバー範囲を広げる事は難しいのでしょうか」
という質問をしました。
結果は『フルサイズにすると周辺に入ってくる光の入射角が更に厳しいものになってしまうので難しい』という、予想通りの回答だったのですがその数週間後にα7RIIで覆してくるとは…。

質問が一通り終わったところで最後の部屋、という事もありレンズ・プロセッサー・イメージセンサー以外も含めた質問・要望受付タイムに。
かなり色々な話が出ていたし、自分もいくつか希望を伝えたので今後の製品開発に役立ってくれると良いですね。
自分は
・撮影後プレビュー設定を液晶とファインダーで別けてほしい
・APS-Cの立ち位置が難しくなってきてるが、上位機種も頑張って欲しい。『α6000』がなぜ6000なのか、ということをユーザーは考えてますよ(=7があるから、6000なんだよね?)
ということを伝えました。
みんなまだまだ伝え足りない感じだったので、今後も頻繁にこう言う機会を作って頂けるとユーザーとしては嬉しいです。

レンタル品貸し出し

DSC05575_LR
そして最初の部屋にもどりレンタル品貸し出しへ。
α7IIじゃなくてなんでα7?ということも一応説明があり、α7IIが用意出来なかった代わりにα7レンタルの人には Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZAも貸し出します、というサプライズが!
すごい。

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ちなみに自分はα6000レンタルを選択したのでサプライズは無しでした(´・ω・`)

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いいんだよボクは自分のレンズ使うから!!!

ということで、一ヶ月間割とがっつりα6000を使ったので、次はα6000の記事を書こうと思います。